|
今回の「釣った魚を美味しく食べよう!」では、昨年に引き続き「簡単に作れて美味しい」をキーワードに素材の新鮮さと持ち味をいかした料理をご紹介していきます。手軽に釣れるホッケ、茶テリ(黒メバル)など皆さんの釣りで馴染み深い魚のレシピは必見です。
●ホッケの干物
春先、テリ(沖メバル)釣りに行かれた方達に良く聞かれる言葉が「ホッケが騒いで釣りにならねぇ!」です。しかし、冷静に味わってみるとホッケは美味しい魚です。一夜干しはホッケの代名詞的な調理ですが、金茶さん流誰でも作れる美味しいホッケの干物を紹介します。
ホッケは3枚におろして腹骨を取り除き、市販のめんつゆを薄めずそのまま使用します。刻んだトウガラシを入れて、ホッケがヒタヒタになるくらいのめんつゆに漬け、1時間ほど冷蔵庫で寝かせておきます。

干物と言えばホームセンターなどで売っている干物ネットを思い浮かべる方が多いと思いますが、「乾き」を良くする為にはネットよりも吊り下げで風に当てるのがより早く美味しく出来るとの事。
そんな訳で金茶さんは天気が悪い、風がない時でも出来る室内吊り&扇風機を強く推奨していました。

100円ショップで購入したというスタンド(タオル掛けスタンドでしょうか?)に、串刺しにしたホッケを掛けて、扇風機の一番弱い風を当てます。この日は3時間ほどで食べ頃の乾きになったでしょうか。
出来上がりをあぶっていただきました。


冷酒が良く合います!
仕事で仕方なく飲むんです
●ホッケのチーズ挟みフライ
ホッケの料理をもう1品ご紹介します。
3枚におろして腹骨を取り、切り身にしたホッケに大葉、大きさ合わせて切った「とろけるスライスチーズ」を乗せ、さらにホッケを重ねます。

そして小麦粉、溶き玉子、パン粉をまぶしてキツネ色になるまで揚げます。

これは、、、
チーズに大葉が良いアクセントになって、コロモはサクサク、ホッケはジューシーでとても美味しい一品でした。お子様にもお奨めの料理です。

●茶テリ(黒メバル)の煮付け
続いてはメバルと言えば定番の煮付けです。オーソドックスな料理だけに新鮮な魚で作ると美味しさがまた格別になります。
茶テリはウロコを丁寧に取り、頭を着けたままエラと内臓を取り出しします。
写真のよう口から割り箸を入れ、エラを通し腹の奥まで差し入れ3〜4回まわしてから引き抜くと、きれいにエラと内臓が取れて来ます。



煮汁は出汁6:醤油1:ミリン1に三温糖が0.5ほどの割合で入れ、おろしたショウガと刻んだトウガラシを入れて火に掛け、沸騰する直前くらいに魚を入れます。上に長ネギの青い部分を乗せ、落としブタをして最初は強火で煮ていきます。


火が通ったら中火にし、さらに30〜40分ほど煮付けていきます。ときどきお玉で煮汁を上から掛けてやります。

こうして完成した茶テリの煮付けは、身が柔らかくとても上品な味になりました。ダシが効いた煮汁もとても美味しいです。

●茶テリ(黒メバル)の天ぷら
まず茶テリは3枚におろして皮を取り、腹骨と中骨を取ります。写真のようにV(ブイ)字に切り込みを入れて中骨を取ります。

コロモは、玉子の黄身だけを取り、小麦粉と水を1:1の割り合いで、お酒とマヨネーズを少々入れてサクっと混ぜて冷蔵庫で冷しておきます(これ大事!)
このコロモを魚に付けて170度の油でじっくりと揚げていきます。


茶テリの天ぷらってめずらしくないですか?
元々美味しい魚なのに加えて、コロモも香ばしく身はふっくらと揚がって美味しい天ぷらになりました。


当日はこの他にシンジョ(アイナメ)の天ぷらも!

●ヒラメのお造り、黒ソイとカサゴの姿造り
鮮やかな包丁さばきでヒラメは3枚におろされお造りに、黒ソイとカサゴは姿造りにされていきました。




見た目の華やかさも料理の味のうちですね!



いやー、何回もいいますがお仕事中です!

1日板前修業中です!
●スズキのしゃぶしゃぶ
スズキは皮付きのまま薄造りにします。
付け合せの野菜はシンプルにレタスだけ。これがシャキシャキして美味しいです。


薬味をたっぷり入れたポン酢で美味しくいただきました。しゃぶしゃぶの締めは稲庭そうめんで。

●ザッパ汁(アラ汁)
ザッパ(アラ)は下ごしらえとして、一度湯通しした後、流水で洗って残っているウロコや血合いを洗い流しておきます。


このザッパを使ってお好みの味付けでザッパ汁を作ります。当日はすまし汁でした。

●アジのヅケ丼
アジは頭と腹を取った後、写真のように上側と下側に包丁を入れて皮を手で引っ張ると簡単に剥けて、ぜいご(尾ビレ近くにある固い部分)も一緒に取れます。
新鮮なアジでなければこのようになりません。この後3枚におろして腹骨、中骨を取り除きます。


ヅケのタレは、煮切ったみりん1に醤油が6の割り合いで作り、食べる30分ほど前に漬け始めて冷しておきます。酢飯に大葉を敷き、ヅケを乗せてネギ、ゴマ、刻み海苔を振りかけていただきます。

昨年から始まって大好評をいただいているこのコーナー、今年も金茶さんのご協力を得て、パワーアップして参ります。
本当にほんのちょっとのポイントを紹介してもらうだけで、自分の魚のさばき方や料理の味が上手になる(気がする!?)と思います。この後も誰もが出来るような内容を取り上げて、広く皆様に美味しい魚料理、簡単な調理方法をご紹介して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
マリーナ秋田スタッフ一同
お世話になったのは
 |
旬肴 金茶
秋田市東通1-20-20
018-832-0982
営業時間
17:00〜22:00
ホームページ
秋田マリーナに係留する「金茶」(ヤマハUF-30)オーナーのお店です。
|
|
|
|
|